キヤノンマーケティングジャパン IRサイトリニューアル
「よりユーザー視点のサイトへ」すべての投資家に向けたIRサイト
■ すべての投資家にわかりやすいIRサイトを目指して
企業が株式を公開する際、株主や投資家にとって投資判断に必要な企業情報を効率よく収集できることが要求されます。
また、IR市場で適切な評価が得られるためには、開示している情報だけではなく、企業独自の文化など目に見えない価値を伝え、ブランディングを展開することも重要です。
近年ではインターネットの普及などにより個人投資家の存在感が増しており、企業としても個人投資家の期待に沿った内容のIRサイトであることが重要な課題となっています。
キヤノンマーケティングジャパングループ※の場合も内部から「個人投資家向けにはわかりづらいのではないか」「時代にあったサイトになっていないのでは」という声が上がり始めていました。
そこで、個人投資家にはもちろん、すべての株主・投資家にわかりやすいIRサイトへのリニューアルプロジェクトがスタート。私たちは
キヤノンマーケティングジャパンコミュニケーション本部IR推進室の方々とプロジェクトチームを設立し、サイトの土台となる設計の見直しを行いました。
※2006年4月キヤノン販売より社名変更
![]() キヤノンマーケティングジャパン株式会社 IRサイト http://cweb.canon.jp/ co-profile/ir/map/index.html |
■現状分析から見えてきた、今後の課題
まずは現状を把握するため株主・投資家を対象にアンケートを実施。実際にIRサイトを利用している方々の声を聞くことで、サイトの良い点と改善点を明確にしました。
このアンケート調査から浮き彫りになった投資家のニーズは「キヤノンMJの良いイメージをサイトに反映して欲しい」「ビジョンや戦略をわかりやすくして欲しい」「情報量が多すぎて把握しきれない」「初心者にとって使い勝手が悪い」というもので、サイトの使いやすさ、わかりやすさを求めるものでした。このような声から、私たちは個人投資家を主なターゲットに設定し、誰にでもわかりやすいIRサイトを基本軸に置きつつ、一方で習熟者も満足できるサイト設計が必要なのではないかと考えました。
そこで着目したのが、ナビゲーションの役目です。ナビゲーションはただ設定されているだけのものではなく、ユーザーにとってわかりやすい案内板でなければなりません。
また、ナビゲーションはインターフェイスとして操作に直結するものであり、非常に重要な要素との認識が高まっています。
以前のサイト内の導線は、階層に対するメニューの統一感の無さやサイトマップ、トップページの情報の増加などが原因でカテゴリの重ね付けにばらつきがありました。多すぎるナビゲーションは混乱を招きます。そのため、快適にサイト内を移動できるようにこれらの整理を行いました。
また、各ページに掲載しているコンテンツの優先順位が不明確な為、伝えるべき情報が埋もれていたり、コンテンツ内で使用している言葉に統一感にかけていることも問題点でした。
これらの改善を意識しながら、私たちはよりユーザーの視点にたったサイトを設計。
そして、この設計をもとにキヤノンマーケティングジャパンコミュニケーション本部IR推進室の方々がサイトデザインを手掛けました。
■すべての投資家に満足して貰うために
今回のIRサイトリニューアルのポイントは、現状を調査し、仮説を立てる。そして方向性が定まったら、それを細かく分割する。この一連の流れで「だれでもつかいやすいIRサイト」の設計を実現させることができました。
市場や株主・投資家の要望は常に変化しており、IRサイトにおいてもそうした要望に沿った情報提供や使いやすさが求められます。今後もお客様さまと株主・投資家とのよい関係を構築するために、妥協しない、最善のIRコンサルティングを進めていきます。

