お客様インタビューvol.3
「ともに考え、ともに走るパートナーとして 株式会社NTTデータ 働き方変革プロジェクト」

株式会社NTTデータ
公共・社会基盤事業推進部 企画部 人事総務担当
課長 東矢努さん(写真左から3人目)
課長代理 谷奥武さん(写真左から2人目)
課長代理 高橋まゆみさん(写真右から2人目)
木野由香さん(写真右から3人目)
株式会社 ソフィア
築地健(写真いちばん左)
吉備奈緒子(写真いちばん右)
インタビュアー:廣井和幸

 

インタビュー実施日:2017年3月29日

NTTデータ公共・社会基盤事業推進部では2014年から、働き方変革に取り組んできた。
ソフィアでは2015年から意識調査の分析支援、青山学院大学陸上部・原晋監督を講師とするセミナーの企画・運営、働き方変革ポータルサイトのリニューアル、他社事例紹介コンテンツ「突撃! 隣の働き方変革」の制作等、働き方変革推進のための各種施策の立案・推進支援に取り組んでいる。
二人三脚でプロジェクトを進めてきたメンバーでの座談会は、互いへの信頼とプロジェクトへの熱い想いにあふれ、強い絆を感じる会となった。

どうしたらいいかわからないときに

御社では近年、働き方変革に力を入れて取り組んでこられましたよね。取り組みについて簡単に教えていただけますか?

谷奥さん
私たちは、ここ1年半ほど、働き方変革に取り組んできました。取り組みの内容は大きく分けて、現場の意識醸成と調査結果を通したトップへのアプローチのふたつです。セミナーやコンテンツを使った意識醸成の取り組みは社内の反響も大きく、以前所属していた部署の人などいろんな方に声をかけられるようになりました。
また、社員の意識に関するアンケート結果を、我々とは違った目線でソフィアさんに分析してもらい、事業部長や本部長に報告することで現場とトップが一体となれるよう取り組みました。

東矢さん
私は人事の部署に入って今年4年目なのですが、こういった取り組みは初めてで、他部署との関係作りや巻き込み方、皆が同じ方向を見て施策を推進していく難しさを感じました。何とか推進していきたいが、どうしたらいいかわからない。そんなとき、ソフィアさんには、正直に言ってかなり助けられました。

今回の働き方変革のプロジェクト、御社の最大の課題はどのような点にあったのですか

谷奥さん
「面従腹背」の状態をいかに改善するかが課題でした。「面従腹背」とは会社としての取り組みは進んでいるけれど、実は内心賛同していない社員がいる、という状態です。弊社では何年も前から働き方変革をやり続けていますが、言葉ばかりで改善に結びつかず、食傷気味になっている社員もいました。その中で、どうやって社員にもう一度高い意識を持ってもらうかが問題でした。ソフィアさんには、課題に対して仮説を立て、施策を打ち、アンケートを通して実証してトップに見せるところまでご協力いただきました。

具体的な取り組みの成果は上がってきましたか

東矢さん
「あなたの職場での働き方について変化を感じたことはありますか?」というアンケートの質問に対し、「ある」という回答が以前は5割前後でしたが、今は目標値の7割を突破する勢いです。また、各職場での「理解・共感」と「実践・協働」の状況を調査したところ、社員の変革に向けた意識や行動にも変化が見られます(下図参照)。特に意識の高いリーダー層では積極的に改善に取り組もうとする傾向が見られました。しかし、具体的な成果という点ではまだはっきりと出てきていないのが現状です。目に見えるようになるには、もう少し時間がかかると思います。

推進側である皆さん自身には、変化の実感はありますか

高橋さん
私は昨年11月にこの部署に来たばかりで、それまでは事業部にいたのですが、以前の職場の3年前と半年前を比べたら、確実に残業は少なくなっていると思います。私自身、この部署に移ってからほとんど残業はしていません。

谷奥さん
私は個人の取り組みとして、夜だらだらと残業するのではなく、次の日の朝早く来て仕事をするように変えました。朝のほうが頭もすっきりしますし、静かで集中できます。
木野さん
周囲の人も、各事業部長によるリレートークのコンテンツを受けて、「自分の上司も働き方を変えろと言っている。本当にやっていいんだ」という実感を得ているように感じます。これからまたさらに加速すると期待しています。
東矢さん
一方で、現場ではまだまだ実現できていないところも多いです。旧来の固定概念から抜け出せない人や、逆に部下に仕事をさせすぎないように自分で抱え込んでしまう上司もいます。組織全体のバランスを考えながら、私たちがどんどん発信して長期的な変化を支えていく必要があります。

ソフィアは水族館 そして家族

ソフィアをご選定いただいた理由は何ですか

東矢さん
営業の近田さんの存在が大きいですね。他にもいろいろな企業の方がご提案にいらしたんですが、長年にわたる働き方変革の取り組み施策はやりつくしていることもあり、皆さん途中で諦めてしまうんです。でも近田さんだけは最後まで諦めず、ひょいっと暖簾をくぐるように自然体で何度も訪問してくださるので、おのずと「次は何を話そうかな」と思うようになりました。

ソフィアに対してどんな印象をお持ちですか

東矢さん
とにかくキャラクターが濃くて個性的ですね。水族館みたいです。近田さんはサメ、築地さんはヒラメ、吉備さんはマーメイドかな。皆さんいい方ばかりですよ(笑)もうひとつ、ソフィアさんは、難しい課題に対するレスポンスタイムがとても早く、我々と同じ目線で一つ一つ丁寧に解説していただける点かな。コスパは高く評価しています。
木野さん
NTTデータはどうしても堅い雰囲気があるのですが、それを打ち砕くような企画をいつも持ってきてくださいます。結果として、今までのNTTデータにない色が出てきて、社員の推進部を見る目も変わってきていると思います。
谷奥さん
ソフィアさんと一緒にお仕事をしていて、いつも感じるのは「常に伴走してくれているな」ということです。他のコンサルタントでは、資料だけを渡されて、あとは自分でやってくださいね、と言われることが多く「わかっているけどできないのに……」と感じていました。ソフィアさんは私の知っているコンサルタントとは全然違います。どんな質問に対してもすぐに答えてくれて、進め方の問題点の指摘から、一緒に各事業部にインタビューをするところまでやってくれます。いつも助けてもらっていました。

高橋さん
実は事業部にいた頃に、原監督セミナーに参加者として出席していたんです。「公共・社会基盤事業推進部の人事総務担当ってこんなことができるんだ!」と素直に驚きましたが、実はソフィアさんという強力な協力者がいたんですね(笑) 驚いたのは、こちらが1つ話すと、7も8もご提案してくれること。毎週のように一緒に会議や取材を行ってきたので、もはや家族のような存在です。
築地
1年ほど前に「どうやってこの取り組みに参画したらいいでしょうか」という質問をさせていただいたときに、東矢さん・谷奥さんに「メンバーとして参加してほしい」という言葉をいただきました。高橋さんから今「家族」という言葉をいただいて、同じような意味だったんだなとあらためて嬉しく思います。
谷奥さん
また、ソフィアさんにはスタッフ組織のプレゼンスも高めていただいたと思います。今まで社員には私たちが何をしているか見えづらかったのですが、画期的な取り組みを進めていただく中でプレゼンスが上がり、他の部署から問い合わせもくるようになりました。これぞソフィアさんのインナーブランディング力だと思います。
吉備
働き方変革への注目度が高まっているからこそ、推進部の皆さんの認知度を高めるブランディングができればいいなと思っています。

会話を生み、循環を促す仕組みづくりへ

これからも取り組みは続いていくと思います。今後はどのような方針で進んでいくのでしょうか

谷奥さん
働き方変革の意識醸成はソフィアさんのおかげで当初の目標は達成できました。今後は、働き方変革も含めて生産性向上や新規ビジネス創出を実践的に取り組んでもらえるような階層別の人財育成に力を入れていく予定です。
東矢さん
働き方変革に取り組み始めた3年前はまだトップダウン色が強く、残業時間削減のための取り組みが中心で、やらされ感を持っている社員も多数いました。我々はその状態を変えるべく、ボトムアップでの職場変革施策に3年間取り組み、ようやくここまでたどり着きました。しかし、ここにきて社員の意識醸成だけでなく経営側からの具体的な方針展開も必要だという声が多く寄せられるようになり、今はトップダウンとボトムアップの両輪でバランスよく進めることが大事だと感じています。ただ、これらを推進していくためには私たちだけでは限界があるので、ソフィアさんには水面下で状況をとらえ、これからも一緒に考えていただけるとありがたいです。特に作成いただいた働き方変革ポータルサイトをキーに新しいご提案をいただけたら嬉しいなと思います。

木野さん
働き方変革ポータルサイトについて、今日も総務部から問い合わせがありました。注目度は高いと思います。今後はハイパフォーマー育成の面で、社員の方々が見られる面白いコンテンツを一緒に作っていただきたいです。

ソフィアに対するご期待、ご意見がございましたら教えてください

高橋さん
今後は階層別研修をメインに行いますが、他の部分を含め、ソフィアさんにいかにご協力していただけるか考え、継続してお付き合いしたいと思います。
木野さん
「突撃! 隣の働き方変革」のコンテンツではいろいろな企業にうかがいました。特に業界の近いソフトバンクの記事は反響も大きかったです。今後ソフィアさんにはぜひ業界の繋がりを作ってそこから何を生み出すような、一回り大きなことをやっていただけたら嬉しいなと思います。
東矢さん
いつも身近にいてくれる感覚が、ソフィアさんの最大の価値だと思うので、これからもそうあってほしいです。今後はソフィアさんと一緒に、ポータルサイトを使って社員同士の会話を生み出し、取り組みの循環を促す仕組みを作りたいです。期待しています。

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