Interview

お客様インタビュー

お客様インタビューvol.32
「株式会社Mizkan Holdings:創業220周年の節目を迎え“宝探し”で社員をひとつに」

株式会社Mizkan Holdings
グローバルHR本部 今井 福生さん(右端)
グローバルHR本部 人事&コミュニケーションチーム マネージャー 湯沢 智之さん(左から2人目)
グローバルHR本部 田中 藍さん(後列左端)
株式会社ソフィア
廣井 和幸(前列左端)
松井 拓矢(右から2人目)

インタビュー実施日:2025年12月3日

ミツカンは「買う身になって まごころこめて よい品を」「脚下照顧に基づく現状否認の実行」という企業理念(2つの原点)を掲げ、商品開発・グローバル展開・環境や健康への取り組みなど幅広い活動を進めています。2024年に創業220周年を迎え、その特別企画として世界のミツカングループ社員がアクセスできるポータルサイト上で「Mizkan Treasure Hunt 220」を実施しました。今回はそのイベントについてお話を伺いました。

理念への共感から始まった社内ポータル改革

ソフィアがご支援することになったきっかけを教えてください

今井さん
4年前、社内ポータルのリニューアルを検討していた際に、ソフィアさんからいただいた提案が非常にマッチしていたことと、当社の社内報「WIZ(ウィッツ)」のタグライン「人と組織を元気にする」がソフィアさんの理念と同じだったことにも縁を感じて依頼に至りました。立ち上げ時はソフィアの山口さん竹内さんに約半年間支援いただき、完成後はポータルサイトの運用・コンテンツ制作を含めて廣井さんに継続的に支援してもらっています。

当時はSharePoint Onlineのクラシック版で運用していましたが、モダンに変更するにあたっては閲覧数の向上などをテーマに議論を重ねました。移行時には弊社の情報システムチームに外部チームとして参画いただき、デザインリニューアルも実施しました。

海外社員にも“自分ごと”として楽しんでもらうための挑戦

「Mizkan Treasure Hunt 220」実施の経緯をお聞かせください

湯沢さん
弊社は歴史も古く、周年行事を大切にしています。2024年に創業220周年を迎えるにあたり、日本だけでなく海外でも記念イベントを企画していましたが、エリアの違いを越えて、社員が会社や仲間を好きだという気持ちを共有し、ミツカングループ全体がひとつになる場をつくりたいという思いがありました。そこでイベントの進め方についてソフィアさんに相談したのです。

今井さん
廣井さんの提案がきっかけでした。海外の社員は日本とは勤務形態が異なりますし、M&Aでグループ入りした会社・ブランドも多いですので、ミツカンへの愛着が持ちにくく、またミツカンの歴史・文化にも馴染みがありません。

そうした背景を踏まえ、この220周年という節目に改めてミツカンの歴史・文化・時代を彩ってきた商品・大事にしてきた価値観などを発信し、海外従業員のミツカングループに対する理解・共感の促進、それによるエンゲージメントの向上を目指す企画案を検討しました。それもただコンテンツを見てもらうだけでなく、ゲーミフィケーションの観点を取り入れた誰でも楽しく参加できるものにしたかった。それがソフィアさんに提案いただいた「Mizkan Treasure Hunt~『ミツカンの宝』を探す旅」という企画でした。具体的には、グループポータルに特設サイトを設け、ミツカンの歴史/現在/未来についてのクイズを出し、最後に「あなたはミツカンの宝は何だと思いますか?」という問いを投げかけ、答えてもらうというものです。

社史を紐解き、みんなで一生懸命クイズを考えた。

湯沢さん
もともとこのような周年イベントは日本と海外で別々に開催しており、日本では全員で盛り上がる定型的な形、海外ではエリアごとに合わせた形で実施してきました。今回は初めてに近い試みとして、海外チームを巻き込んだグループ横断型で進め、イベント自体は現地開催としつつも、これをきっかけに一体感を生み出したいと考えました。
歴史・現在・未来に分けて30問のクイズを作るのは大変でしたが、ポータルサイトの記事、各エリアのホームページやウェブコンテンツにヒントがあるので、もともと閲覧率が低かったサイトにもアクセスしてもらえる仕掛けにしました。
参加のインセンティブは、当初の提案では「優勝者を日本に招待し、帰国後にエバンジェリストとして活動してもらう」というものでしたが、最終的には、社員の参加体験を重視する方向にしました。心に響き、長く記憶に残る形について相談した結果、参加者には220周年のロゴ入りボールペンを、クイズ全問正解者には表彰状を、優勝者には、プロのイラストレーターに描いてもらったイラストマップに似顔絵で登場してもらい、それを額装してプレゼントしました。すごく喜んでもらえましたよ。
最終的には想定を超える参加と高い関心が寄せられ、ポータルサイトへのアクセス数も大幅に増加しました。「楽しかった!」「次のクイズが待ちきれない!」など企画に対して好意的なコメントも多数いただきました。何より、私たち自身が、やっていて楽しかったですね(笑)。

この企画のために制作したミツカントレジャーマップ。優勝者の似顔絵を描き加え、マップ中央に登場いただいた

社員を楽しませたいという気持ち

今井さん
弊社も社風が変わってきているのを感じています。私たちグローバルHR本部の共通価値観としても、社員がもっと仕事を楽しめるようにしたいと、よく話をしています。
湯沢さん
廣井さんがソフィアカンファレンスで話されていた「“楽しい”ということが仕事の生産性を担保し、“好き”ということが仕事の質を担保する」という言葉が気に入っており、社内でも使っています。かつては「仕事が楽しいわけがない」と言われる時代もありましたが、真面目でお堅い伝統を土台にしながら、今ではチーム内でも「楽しくなければ良いアウトプットは出ない」という考え方へと変わってきました。社長の後押しもあり、会社の空気が変わりつつあるフェーズに、タイムリーな企画だったと感じています。
今井さん
アイデアが出てこない、出にくい空気になってしまうのはもったいないので、ソフィアさんとは何でも自由にディスカッションできることが大変ありがたいです。4~5年一緒にやっているなかで互いへの信頼感が生まれ、心理的安全性が高いチームだと思いますね。

ソフィアに期待している点を教えてください

湯沢さん
今のまま型に縛られない自由な発想で、これからもいろいろな提案をいただきたいと思っています。こちらのジャストアイデアにもすぐに動いてくださり、どう実現するかを前向きに一緒に考えていただける点をとてもありがたく感じています。自由さと、きちんと詰めるところのバランスが取れている良い会社さんだと思っていますので、今後も引き続きお願いできればと思います。
田中さん
私は最近になってこのチームに参加したのですが、コンテンツ制作で言えば実際の記事作成部分でも、踏み込んだ記事をソフィアさんにアシストしていただいているなと感じています。

お互いに気軽に相談できて、あまり気を使いすぎずにやり取りできる関係性がとても良いですね。今後も「企画でこんな人に会ってみたい」「他社の社内報のこんなことを知りたい」といったことを気軽に相談させていただくと思いますので、引き続きよろしくお願いします。

今井さん
チームでは常に「できない理由を探すのではなく、やれる方法を考える」ことを大切にしています。その姿勢が一番建設的だと思っていて、まさにそうした提案をしてくださるのがソフィアさんだと感じています。これからも、楽しい仕事を一緒にできたらと思っていますので、今後もよろしくお願いします。

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