Interview

お客様インタビュー

お客様インタビューvol.34
「キヤノンマーケティングジャパン株式会社:社内報・Web社内報リニューアルおよび企画制作運用支援」

キヤノンマーケティングジャパン株式会社
下井 寛子さん(写真左から3人目)
荘子 義宣さん(右端)
安東 美穂さん(写真右から3人目)
株式会社ソフィア
冨澤 百絵(写真左から2人目)
田中 佑季(写真右から2人目)
伊佐地 雄介(左端)

インタビュー実施日:2026年2月10日

キヤノンマーケティングジャパン株式会社では、2003年から社内報「Canon Frontline」を発行しており、ソフィアは社内報立ち上げ当初から継続して企画制作支援を行っています。2007年には紙面に加えてWeb社内報の運用も開始。今までもリニューアルを実施してきましたが、2024年にはパーパス推進に寄与する社内報を目指し、紙面とWebの両面で大規模なリニューアルを実施しました。今回はリニューアルプロジェクトの中心メンバーであるご担当者3名と、リニューアルおよびその後の企画制作を担っているソフィアメンバーに、リニューアルの意図や成果を詳しく伺いました。

長年のパートナーシップで生まれた阿吽の呼吸

ともに社内報「Canon Frontline」を立ち上げてから今年で20年以上となります年。ソフィアとの長期的なパートナーシップが続いている理由は何でしょうか。

下井さん
長いお付き合いの中で、細かく説明しなくても伝わる、阿吽の呼吸のような関係性があるからだと思います。当社の経営課題やスケジュール感をすべてご理解くださっているので、困ったときに適切なサポートをいただけるのが非常にありがたいですね。

冨澤
社員の方に取材をする際も、過去に取材を受けた経験のある方には「十年前の何月号で取材させていただいたソフィアです」と自己紹介することもあります。「ああ、あのときの!」と喜んでくださるので嬉しいですね。
荘子さん
社内報以外にも、ホームページの事例コンテンツ制作や販売支援情報サイトの構築、中期経営計画に関する資料制作など、グループ内でいろいろなお仕事をしてくださっているので、当社に関する理解度が非常に高いです。それも継続してお付き合いさせていただいている理由のひとつだと思います。

出る社員にも読む社員にもインパクトを与える

2024年に社内報をリニューアルすることになった経緯を教えてください。

下井さん
以前からリニューアルの必要性は感じていましたが、コロナ禍で冊子が社員の手元に届きにくい状況が発生したことで、Web社内報を充実させる必要性が高まりました。さらに2024年1月に会社のパーパスが制定されたことで、パーパスを軸とした社内報への変革を行うべきだと感じ、大規模なリニューアルに至りました。ソフィアさんには2週間に一回の頻度で壁打ちをしていただき、経営課題に沿ったリニューアルになるよう検討を重ねました。
安東さん
リニューアルを通して、新しいものを一から生み出すことの大変さを実感しました。すべてのデザインを一新するのはもちろんのこと、長年続いてきた各コーナーの存在意義についても改めて見直しました。新コーナーの企画や細かなガイドラインも含めて、初号を出すのは非常に苦労しました。
冨澤
デザインはパターンをいくつか出して、皆さんと議論を重ねながら決めていきました。企画面では、登場する方にとっても誇りに感じられ、読者にとってもインパクトとワクワク感のある内容を意識し、社員の皆さんを最大限前面に出す企画を考えました。

田中
面白いのが、取材対象者へのアンケートを分析すると、自身の登場後に社内報への好感度が目に見えて向上しているという点です。読んでいただくのももちろんですが、登場していただくことにもメディアの価値を高める大きな効果があるんだなと思っています。だからこそ、社員一人ひとりにフォーカスするコンテンツが大事になってきますね。

荘子さん
社員に「これに出られるんだ、光栄だな、嬉しい」と前のめりになってもらえるようなメディアに育てていきたいですね。
安東さん
経営層や社員と一緒に作り上げていきたいという思いもあって、リニューアル時には早めに経営層や関係部署に情報共有し要望を伺うなど、コミュニケーションを十分に取るよう心掛けました。そうした前準備のおかげで、関係各部との信頼関係が深まり、リニューアル後の社内報作成が非常にスムーズになっています。そうした意味でもリニューアルの効果があったなと感じます。

ログ解析と紙面との連動で、より戦略的なWebコンテンツを発信

Web社内報のリニューアルではどのような点に特徴がありますか。

荘子さん
2024年9月にWeb社内報を紙に先駆けてリニューアルしました。また従来のシステムからSharePoint Onlineへコンテンツを徐々に移行しているところだったので、2つのシステムを並行して運用する必要があり、正直作業量として負担は大きかったですね。一方でWebではログ解析などを通じて読者のリアルな反応を集められるので、やりがいがあります。
伊佐地
リニューアル後はSharePoint Onlineの閲覧ログをソフィアで解析し、定期的に報告や解析結果に基づいた提案を行っています。データを見る際には、単純な数値の良し悪しではなく、記事内容と結果の関連性を重視して「どういう読者が見ているのか」「どのような変化があったのか」を汲み取ることに注力しています。特にキヤノンマーケティングジャパンさんの場合、コーナーごとにサイトが分かれている構造になっているのが特徴です。実はこれにより、各コーナーの詳細な分析が可能になっています。

荘子さん
有益な情報は得られているものの、まだPDCAサイクルをきちんと回しきれていない状態なので、今後は戦略的にコンテンツを企画し、その結果を検証するプロセスを確立していきたいです。ようやくWebコンテンツがSharePoint Onlineに一本化されたので、今後どう体験デザインを作っていくか、どういうタイミングでどういうコンテンツ出していくか、紙面とどう連動するか、といった新しい価値を生み出す場になるんだろうなとワクワクしています。
安東さん
リニューアル後に意識的に取り組んでいる施策として、事前・事後施策があります。これは紙面発行前にWebで関連コンテンツを掲載し、発行後にもWeb限定の追加情報を提供するという紙・Web連動の仕組みです。かなり負荷の高い作業なので、来年度は年間のストーリーラインに合わせて、発信量を臨機応変に調整していきたいなと思っています。

社員の人生を豊かにする社内報を作りたい

ソフィアメンバーへの率直な評価をお聞かせください。

下井さん
当社に関する理解度や細やかなリマインドなど、本当に言うことなしです。ぜひ今後もいろいろなご提案をいただきながら、一緒に課題解決に取り組んでいきたいです。
安東さん
実は先日、他の制作会社と仕事をした際、ソフィアさんとの違いを実感しました。ソフィアさんは長い付き合いの中で、社内用語や背景を理解してくださっているため、手戻りが少ないのですが、他社の場合は一からお伝えする必要があり、コンテンツで伝えたい要点を掴んでいただくのも簡単ではありません。ありがたみを改めて感じました。今年は紙・ウェブ・リアルイベントの三本柱で取り組む予定なので、今後はリアルイベントについても、アイデアや知見を提供いただけたら嬉しいです。
荘子さん
私もソフィアさんなしではとてもやっていけない、という思いで日々生きています。今後もぜひ遠慮せず、ぐいぐいと私たちを引っ張ってください。

今後、社内広報を通じて目指したい姿を教えてください。

荘子さん
大げさかもしれませんが、私は社内メディアを通じて社員の人生が充実し、豊かになるといいなと思っています。コンテンツが刺激となって、新しいつながりやアイデアが生まれ、プライベートも含めた人生全体がプラスに変化したらいいですね。その結果として、会社への愛着が深まり、より大きな挑戦をする社員が増えることを期待しています。
下井さん
媒体運営はもちろんのこと、今後は課の名前の通り、インターナルコミュニケーションの活性化を目標に掲げ、さまざまな相談事を解決できる課へと成長していきたいです。
冨澤
コンテンツを通じて社員の皆さんに「こんな仲間がいるから自分も頑張ろう」と思っていただけるよう、今後も全力を尽くしていきたいです。インターナルコミュニケーショングループの皆さんの背中を後押しするだけでなく、新しい視点や気づきをご提供できる存在でありたいと思います。
田中
リニューアルから1年、蓄積されたデータやノウハウを活用して、来年度はよりアクションを仕掛けていける1年にしたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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