Message

代表メッセージ

近田真樹

日頃よりソフィアを支えてくださっているお客様、パートナーの皆様、そしてメンバー一人ひとりに、心より御礼申し上げます。

AIの進化をはじめ、私たちを取り巻く環境はこれまでにないスピードで変化しています。これまで人が時間をかけて行ってきた仕事の多くがAIによって代替されるようになり、「人が働く意味」や「組織が存在する意味」そのものが問い直される時代に入りました。便利さや効率が高まる一方で、私たちは改めて、人にしか生み出せない価値とは何かを考える必要があります。

古今東西、人の歴史は、「再現性」と「一回性」で成り立ってきました。「再現性」とは繰り返すことであり、いかに正確なコピーができるかが重要でした。しかし、人はいつまでも同じ繰り返しが続くと耐えられなくなります。変化やイノベーションのきっかけは、偶然の出会いであったり、突然のインスピレーションであったり、孤独な思考であったりします。

こうした「一回性」こそが、再現性の積み重ねだけでは生まれない新しい価値を生み出し、私たちに希望ややりがいを与えてくれます。そして、その一回性は、確かな再現性という土台があってこそ生まれるものです。なんの土台もないところに有益な発想は生まれません。同じ情報を整理したり、過去の情報から適切なものを選び出したりする作業は、人よりもAIのほうが得意です。再現性はAIに任せ、一回性は人が担っていく、そんな組織を目指していきたいと考えています。

その場で交わされる対話や、その人だからこそ生まれる発想、偶然の出会いから新しい価値が生まれる瞬間は、人と人が関わるからこそ実現できるものです。これからの組織には、情報を共有するだけではなく、人が自然につながり、新しい価値を生み出せる環境がこれまで以上に求められるでしょう。

ソフィアでも、この一年を通して新しい組織づくりに取り組んできました。新しいオフィスへの移転や制度の見直しは、単なる環境変化ではありません。一人ひとりが主体的に動き、必要な情報が滞ることなく流れ、人と人との対話が自然に生まれる組織をつくるための土台づくりです。仕組みは人を縛るためではなく、人が力を発揮するための土台だと考えています。

私は、会社は「上司と部下」という関係だけで成り立つものではなく、「仲間」として支え合える場でありたいと思っています。同じように、お客様との関係も、単に価値を提供する側・受け取る側だけではなく、ビジネスを通じて互いに新たな発見を共有し、より広い地平を探求していくパートナーだと考えています。

これからのソフィアには、誰かに指示されるから動くのではなく、一人ひとりが自ら考え、互いの強みを理解し、必要なときには自然と力を貸し合えるマインドが求められます。それぞれ自律したメンバーが互いを尊重しながら競争することによって、組織はより強く、しなやかになっていきます。

AIは、今までのどの技術革新にも増して、私たちを強力に助けてくれるツールです。これを活かさない手はありません。人が集まり、コミュニケーションし、共に働く意味がこれまで以上に高まっていくでしょう。互いの考えに触れ、新しい発想が生まれ、挑戦する勇気をもらえるのは、人との関わりがあるからです。ソフィアは「人が集まりコミュニケーションすること」を大切にしながら、メンバー、パートナー、そしてお客様とともに新しい商材やサービスを開発していく所存です。

変化の激しい時代だからこそ、私たちは効率や利益だけを追い求めるのではなく、人にしかできない価値を磨き続けたい。そして、一人ひとりが安心して挑戦できる組織であり続けたいと考えています。価値の源は人です。AIは情報分析ができても、価値創造はできません。偶然に満ちた、不安定な、先の見えない時代だからこそ、一回性がもたらす価値は増大していきます。

ソフィアは「人」と「情報」をつなぎ、新しい価値を生み出す企業として、皆様とともに歩んでまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

代表取締役社長 近田 真樹

社名の由来

「sofia」はギリシャ語で「英知」を表す言葉です。 会社としては小さいながらも、世の中に知恵と価値を生み出していく集団であり続けたいという思いを込めています。