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企業の持続的な成長やイノベーション創出において、心理的安全性が高く、互いに称賛し合える「社内風土・文化の醸成」は経営企画部門にとって極めて重要なテーマです。しかし、多くの経営企画の担当者様が「トップダウンで理念を語っても、一向に組織の雰囲気が変わらない」「社員同士の縦・横のコミュニケーションが希薄になっている」といった課題を感じています。
本記事では、経営企画が直面する社内コミュニケーションや組織風土の課題と、感謝を伝え合う「サンクスカード(ThanksCard)」の有効性を紐解きます。さらに、単なる紙のカード運用に留まらず、SharePoint Online(SPO)を活用したサイト構築を通じて、称賛文化を定着させエンゲージメントを向上させる具体的なアプローチと支援事例について解説します。
綺麗事で終わる理念と、行動に変わる理念の決定的な差
多くの企業では、経営企画部門が主導して会社のビジョンやバリューを策定し、社内ポータルや全社集会などを通じて理念浸透を図っています。しかし、理念を”理解する”ことと、”日常の行動として実践される”ことの間には大きな隔たりがあります。
実際には、言葉だけが先行し、現場の社員の日常的な行動やコミュニケーションにまで落とし込めている企業は決して多くありません。その背景には、理念が抽象的で「自分事」として捉えにくいことに加え、日々の業務の中で互いの貢献を認め合い、称賛し合う仕組みが不足していることが挙げられます。
社内風土や文化を変革するためには、単なる情報発信だけでは不十分です。
社員同士が日常の中で「認め合う体験」を継続的に積み重ねられる環境設計が必要になります。
つまり、理念を掲げるだけでなく、理念に沿った行動が自然に可視化され、称賛される状態をつくることが重要になります。
そのため近年では、心理的安全性やエンゲージメント向上を目的として、「感謝や称賛を日常的に伝え合う仕組み」への注目が高まっています。
- 経営層の発信が一方的で、「綺麗事」と受け取られている
- 接点が減り、部署間のコミュニケーションが希薄になっている
- 日常の貢献を称賛・感謝するための仕組みが存在しない
- 「ありがとう」の可視化ができずモチベーションが維持できない
- 施策を実施しても、現場の参加率を分析できない
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“ありがとう”を見える化する。サンクスカードが称賛文化を組織に根付かせる理由
こうした課題に対して、有効な施策の一つとして注目されているのが、感謝を可視化する「サンクスカード(ThanksCard)」です。
サンクスカードは単なる福利厚生施策やイベント施策ではありません。社員同士が互いの小さな貢献やサポートに気づき、それを日常的に言葉として伝え合うことで、「互いを認め合う文化」を組織に根付かせていくコミュニケーション施策として機能します。
特に、社員が日常的に利用する社内ポータル上でサンクスカードを継続運用することで、
単発の取り組みでは終わらず、全社規模で称賛文化を継続的に蓄積・可視化することが可能になります。
単なるアナログな紙のカード運用に留まらず、SPOのポータル上に全社の称賛の声を集約することで、経営企画が目指す「心理的安全性の高いオープンな社内文化」を、日常業務の延長線上で自然に醸成していくことができます。
- 誰もが簡単に感謝を投稿・閲覧できるサイトを構築する
- 義務感のない、ゲーム感覚で参加できるUI/UXを設計する
- 理念に紐づいた投稿を促し、活動を自分事化させる
- サンクスカードを全社で称賛し合えるタイムラインを作る
- 部署別の投稿数ログを分析し、停滞している部署をフォローする
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【ソフィアの支援事例】SPO運用で社内風土改革と称賛文化を定着させた企業
「社内風土・文化の改革」という目に見えづらい大きなテーマを、全社員が楽しみながら参加できる具体的な行動の連鎖へ変えていくためには、単にシステムの投稿掲示板を用意するだけでは決して不十分です。現場の社員が「照れくさいけれど感謝を伝えてみよう」と思える自然に感謝を伝えたくなる導線を設計し、運用を活性化させるための社内広報スキームを整えることが何よりも重要になります。入念なヒアリングとデザイン設計を重ねることで、経営企画が全社を巻き込むサンクスカードポータルを立ち上げ、社員のモチベーション向上に成功した具体的な支援事例をご紹介します。
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サンクスカードサイト(SPO構築)支援の内容
ここまで、社内の称賛文化を醸成し、風土を根本から変革するための本質的な戦略について解説してまいりました。弊社ソフィアでは、「SharePointの初期構築やフォーム作成」というシステム面の支援に決して留まらず、利用を促す「キャンペーン企画」から、長期的な定着を目指す「運用ルールの策定」までを、専門機関として包括的に伴走支援しております。ここでは具体的な支援の内容と各プロセスの独自の特徴についてご紹介します。
現状の風土ヒアリングとエンゲージメント調査
まずは、経営企画のご担当者様や現場で働く社員に対する徹底したヒアリングと、既存のエンゲージメントサーベイ等の結果分析からスタートします。「現状、どの部署のコミュニケーションが最も不足しているのか」「なぜ現場で互いを称賛するマインドが育っていないのか」といった、組織内の感情の壁や文化的なボトルネックを可視化し洗い出します。
感謝を自然に送り合える導線・体験設計
システム操作に不慣れな社員でも、スマートフォン等から迷わず直感的に感謝のメッセージを送信できるための「入力フォーム構造」と「導線」の高度な設計を行います。SPOのトップページにサンクスカードのタイムラインをどのようにレイアウトするのか、経営理念(バリュー)の体現をどのようにカードの項目として選択させるのかを、利用ハードルを下げることを最優先に綿密に計画します。
称賛文化を根付かせるためのSPO環境設計・構築
サイトの設計図が社内で合意されたのち、弊社の専門エンジニアとデザイナーが SharePointやPower Platformを活用し、社員が日常的に無理なく参加できるサンクスカード環境を構築していきます。
社員が心理的な抵抗感なく利用できるよう、思わず毎日アクセスして他人の投稿を眺めたくなるような、温かみのある洗練されたデザインを作成・適用します。
巻き込みを生むプロモーション企画とコンテンツ制作
箱となるサンクスカードサイトを用意しただけでは、現場の読者は照れてしまい最初は利用してくれません。弊社では、経営企画様が負担に感じがちな「導入初期のキックオフイベントの手配」や「経営陣からの率先した第一号投稿の台本作成」などを強力にサポートします。トップダウンの硬い連絡事項ではなく、社社員が自然に参加しやすくなるキャンペーン施策を企画・連動いたします。
称賛文化を定着させる運用改善・伴走支援
サンクスカードは公開後の継続運用が重要になります。
継続的な称賛の連鎖を全社規模で促すためには、日々の細かな利用状況を分析し、熱量を下げないためのPDCAを休まず回す必要があります。弊社では投稿アクセスログを解析し、毎月の推進会議に伴走しながら、「月間ありがとう大賞」の表彰企画の立案や、利用率の低い部署へのピンポイントな改善提案へと繋げていきます。
ローンチして終わりじゃない。称賛文化を”続ける”ための5つのステップ
実際にありがとうの言葉が行き交う社内文化を立ち上げ、新しいSPOポータルを全社で違和感なく定着させる際の、初回ご相談から運用開始までの具体的なステップをご説明します。風土改革を見据えた中長期的なプロジェクトとなりますが、お客様の組織の現状に合わせ、綿密なコミュニケーションを図りながら一歩ずつ確実に進行してまいります。
1. キックオフ・現状のシステム課題の調査
プロジェクトの最初のステップとして、目的を共有するキックオフミーティングおよび詳細なヒアリングを実施いたします。現在稼働しているインナーツールの状況や、経営企画が日々感じている「部署間のコミュニケーションが不足している」といったお悩みを率直にお聞かせください。ここでプロジェクトのスコープを決定し、ゴールとなる風土改革のKPIを共有します。
2. 現場ヒアリングおよび運用ルール・戦略の提案
弊社から現場部門への直接インタビューも実施し、「どのような形であれば照れずに感謝を伝え合えるか」という定性的な材料を収集いたします。経営企画の皆様と協力しながら「社員を巻き込むための理想的なコミュニケーションシナリオ」と「視覚的に惹きつけるサイトのコンテンツ案」をご提案し、運用ルールについて深くコンサルティングを行いブラッシュアップします。
3. 日常的な利用を促進するSPOサイト設計・構築
運用設計案が社内で確定した段階で、弊社の専門システムスタッフがSPOサイトの構築やデザイン制作、投稿フォーム整備などを進めていきます。
所属や権限に応じたアクセス設定、利用推進を促すポップなスタンプ画像の制作などを迅速に進めていきます。定期的な進捗報告の場を設け、テスト環境での動作確認を丁寧に行いながら、情報漏洩を防ぐセキュアなルール基準を満たしたシステムに組み上げます。
4. 初回キャンペーン施策の立案と公開
システムのインフラ準備と並行して、スムーズな利用促進に繋がる、ローンチ時に掲載する魅力的でインパクトのある初回キャンペーンの準備を進めます。経営トップからの動画メッセージや、推進役となるアンバサダー社員へのインタビュー記事などを周到に準備いたします。最終的な動作テストが完了しましたら、いよいよ全社を巻き込んだ本番公開(ローンチ)となります。
5. 運用開始・PDCAサイクルによる伴走サポート
ローンチ後は、事前に検討・策定した社内広報の運用ルールに沿ってPDCAサイクルを回していきます。運用開始から一定期間が経過した時点での詳細なログ分析を行い、サイト閲覧率ならびに投稿数の低い部署へのアプローチや、現地から分かりにくいと声が上がった利用画面の改修作業などを行います。サンクスカードが全社の文化として息づくまで力強く伴走します。
よくある質問
- SPOの専門知識が経営企画内にないのですが、サイト構築からお願いできますか?
はい、全く問題ございません。
情報システム部ではなく経営企画部様主導のプロジェクトにおいて、SPOの操作に不慣れなご担当者様からのご依頼は増加しております。弊社では、事前の情報構造の設計から、SharePoint独自の複雑な権限設定やサイト構築までを包括的に伴走支援いたします。専門スタッフが設計・運用面まで伴走するため、技術面に不安がある場合でも安心して進めていただけます。
- SharePointの標準機能だけで、使いやすいサンクスカードは作れるのでしょうか?
はい、弊社ではSharePointやMicrosoft 365の標準ツール郡(Power Automateやマイクロソフト Forms等)を上手く連携させるノウハウを有しております。大掛かりで高額な専用外部システムを新たに導入・契約しなくても、既存のライセンスの範囲内で、社員が手軽に投稿・閲覧できる使い勝手の良い独自のサンクスカード環境を構築することが十分に可能です。
- サイト構築だけでなく、「利用を促すための企画や原稿執筆」もお任せできますか?
はい、安心してお任せいただけます。
弊社はシステム導入だけを行う会社ではなく、インターナルコミュニケーションの専門家として、組織の心を動かす企画制作に豊富な実績があります。トップからの利用促進メッセージの分かりやすい言語化や、積極的に利用している拠点へのインタビューなど、現場のカルチャーに配慮した質の高い企画から原稿制作までをトータルでご提供いたします。
- プロジェクト開始からサイトの全社公開(ローンチ)まで、どのくらいの期間がかかりますか?
お客様が求める機能要件の規模や、提供する初回コンテンツのボリューム、デザインカスタマイズの深さによって期間は異なります。
初めてご相談いただいてから現状の深いヒアリング、課題抽出、SPOのシステム導線設計、デザイン開発、初期キャンペーンの制作等を経て、最短で数ヶ月から半年程度でローンチするケースが一般的です。まずは一度、直近の目標スケジュールについて率直にお聞かせください。
- 各種支援にかかる費用はどのくらいを想定しておけばよいですか?
サイトに組み込むフォームやリスト機能の複雑さ、オリジナルな洗練されたデザイン作成の有無、ローンチ後に伴走支援を行う期間等により費用は大きく変動いたします。まずは現状のお悩みや課題を丁寧にヒアリングさせていただき、システム要件や社内プロモーション体制を整理したのち、全体のロードマップとともにお見積りをご提示させていただきます。費用が不明瞭にならないよう、事前にしっかりとすり合わせを行います。