世界の急速な変化とコミュニケーションの問題に向き合う―IABC世界大会2017動画レポート総集編|Ikeda

#インナーブランディング#グローバル#コミュニケーション#動画活用#多様性

21.Jun.2017

2017年6月11日から14日にかけてアメリカのワシントンDCで開催されたIABCの世界大会の様子を、動画でお伝えします。前回お届けした速報に続く総集編です。

6月30日(金)には東京でIABC世界大会2017の報告会を開催します。企業コミュニケーションに関わる仕事をされている方、世界におけるビジネスコミュニケーションの動向が気になる方、ぜひ奮ってご参加ください。
グローバルビジネスにおいて、コミュニケーションをリードして、真のインパクトを与えるには~IABC World Conference 2017 報告会のご案内

ビジネス界でコミュニケーションを業務とする担当者の国際団体、IABCの世界大会がアメリカのワシントンDCで始まりました。

20カ国を超える国々からおよそ1200人が集まり、「Global Business: Lead Communication – Make Real Impact」
「グローバルビジネス:コミュニケーションをリードして、真のインパクトを与えるには」をテーマに、社内コミュニケーションや対外広報のあり方を探る発表が続きます。

1日目の夜に行われた歓迎レセプションで、IABC理事長のステファニー・ドート氏は次のように語りました。
「今年は周りで起きている”偽ニュース”や”もう一つの事実”、”ポスト真実”に向き合い、今何が適切なのか倫理を考えます。人工知能とコミュニケーションも新たな話題です。我々は変化し続ける世界で今起きている問題に取り組みます。だから今回はとても重要なカンファレンスなのです。」

ベルギーからの参加者は、「今年もここに来られてとてもハッピーです。IABC大会は私には大きなイベントです。講演やワークショップはとても具体的で新しいコンセプトを持ち帰ることができます」と語りました。

1日目の基調講演「正統なリーダシップとストーリーテリング」において、ゲイブリエル・ドーラン氏は、リーダーシップを発揮する中でのストーリーテリングの重要性を語りました。ポジションで仕事をするのではなく、ストーリーで仕事をしましょうと熱弁します。
「ストーリ-を語る時、我々は実際に人々をエンゲージしています。なぜならストーリーは人々の感情に訴えるからです」(ゲイブリエル・ドーラン氏)

各国からの参加者は、基調講演の感想をこのように語りました。
「ゲイブリエルさんと、今聞いてきたショーンさんもストーリーテリングの話しで2人とも評判が良かったです。ストーリーをどう組織の中に活かすのか、私も持ち帰って部内で直ぐに使うことができます。戻るのがとても待ち遠しいです。」(サンフランシスコからの参加者)
「世界中のコミュニケーションのプロフェッショナル、特にIABCのリーダーたちと知り合う機会が良かった。講演者も素晴らしかった。ゲイブリエル・ドーラン氏は、私とある点で意見が違ったが、後で実際に話し合ってから随分親しくなった。とても素晴らしい経験だった。」(オランダからの参加者)

IBMの人工知能ワトソンの生みの親ジョン・イワタ氏は、「AIとコミュニケーターの新しい役割・関係性」をテーマに講演しました。
「今日AIを搭載したシステムは、プログラムされるものではなく、システムが自ら学ぶ点でこれまでと異なる。まず訓練されると相互のやり取りを学ぶ。データを継続的に取り込んで段々改善していって学びながらエキスパートになる。コグニティブ(認知)の時代だ。」(ジョン・イワタ氏 IBM シニアVP マーケティング &コミュニケーション)

また、クリエイティブ・エヴァンジェリストのデニス・ジェイコブス氏は「創造性の進化と革命」と題し、不確実性の高まる世界で、私たちコミュニケーターの役割も進歩しなければならない。古い慣習を脱ぎ捨てて、もっとクリエイティブになろうと呼びかけました。
「やりたいことをするのが重要であるばかりでなく自分がすることを信じることも重要です。自分の倫理に従うのです。自分が 感じることをすることが重要なのです。」(デニス・ジェイコブス氏)

基調講演に加えて今回は、倫理の問題をワールド・カフェ方式で全員で話し合いました。
分科会では4つの分野で63セッションが行われました。リーダーシップと戦略、従業員エンゲージメント、コミュニケーション・スキル、マーケティングとブランディングをテーマに議論が続きました。

「イジックさん*は人々の注意を引いていかに意味ある人脈を作るかについて話しました。通常のネットワークイベントで名前を言って名刺を交換するのではなく、真に人々を慕うこと、人脈を作ろうとする仲間の人達を慕うことを学びました。本心であることが重要だと思います」(ケニアからの参加者)
*分科会「注意を引く魔法の力:人脈を構築する驚くべき7つのコミュニケーション戦略」(話が苦手な人でも!)の講師

「大会は特別なものになりました。今まで会ったことがない人達と人脈ができました。以前に来た時はグループになって一緒に出歩いていましたが、今回は努力して新しい人達と知り合って面白い会話を楽しむことで、幅広い個人個人と人脈を作り、とても奮起させられました。」(カナダからの参加者)

今年の世界大会でよく耳にする言葉は、グローバルです。文化の違いを克服することが、今求められています。来年の世界大会はカナダのモントリオールで開かれます。

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この記事に関連するメンバー

池田 勝彦

ビデオ制作全般を担当しています。ビデオは手法に過ぎませんので、目的に応じて最適なビデオをプロデュースしていきます。

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