1
情シス(情報システム部)はもういらない?これからの情シスに求められる、あるべき姿とは?
#業務プロセス改善#ICTシステム活用支援#イントラポータル
「レジリエンス(回復力)」という言葉を最近よく耳にします。COVID-19パンデミックから回復するためには何が必要で、レジリンスをどのように構築すればよいのでしょうか?
危機管理の専門家キャロライン・サプリエル氏は、IABCのWeb会員誌『Catalyst』の中で、企業のレジリエンスだけでなく、個人レベルのレジリエンスが鍵になると、以下のようにアドバイスしています。
オックスフォード英語辞典によると「困難から迅速に回復する能力」と広く定義されているレジリエンスは、異なる状況のさまざまな人々にとってそれぞれ違った意味を持つ可能性があります。企業の危機管理においてレジリエンスに必要とされる要件は、強力で適応力がある危機管理チーム、効果的に回復するためのビジネスプロセス、人と環境を保護するための健康・安全ポリシー、強化されたITとセキュリティの堅牢性です。
しかし、この世界的なパンデミックでは、個人的なレジリエンスも不可欠です。個人のレジリエンスなくして、企業が集団としてこの危機を生き延び、さらに繁栄に向けて動き出すことはできません。では、このような困難な時期に、個人的なレジリエンスとチームメンバーのレジリエンスを高めるにはどうすればよいでしょうか。
私たちの多くはすでに数週間「都市封鎖」の中で暮らしてきて、絶え間なく流れるネガティブなニュースに晒されながら、この新たな現実に適応するために最善を尽くしてきました。私たちは、さまざまな感情に襲われて、これまでに経験したことのないようなストレスを感じています。この精神的ストレスは、すでに困難な状況をさらに難しくしています。私たちが心配するのは当然です。私たちが直面しているのは、自ら感染する恐怖、愛する家族が病気になったり死んだりする恐怖、あるいは収入を失う恐れなどです。これらの恐怖に対して、どのように感じ、どのように考えるかは、私たちの選択次第です。
最近のハーバード・ビジネス・レビューのインタビューで、悲嘆に関する世界的権威であるデーヴィッド・ケスラー氏は次のように述べています。「私たちはさまざまな悲しみの感情を抱いています。世界が変わってしまったと私たちは感じています。実際に世界は変わりました。感染症の流行が永遠に続くわけではないと頭では分かっていながら、そのようには感じられない。もう昔には戻れないと悟っているのです。日常の喪失、経済的損害の恐怖、つながりの喪失。これらが私たちを襲い、私たちは深い悲しみの感情を抱いています。社会全体が悲嘆の感情の中にあります。これほどまでに悲しみの感情が社会に充満することに、私たちは慣れていません。」
私たちはまた、いわゆる「予期悲嘆」も感じています。「予期悲嘆とは、先行きが見えない中で将来がどうなるかを考えたときに抱く感情です。予期悲嘆は、将来を考え、最悪の事態を想像する精神です」とケスラーは言います。
予期悲嘆が不健康なレベルに達すると不安につながります。COVID-19パンデミックは、私たちの安心感に影響を与えています。私たちは身体の健康を心配しているだけでなく、物事を予測したり理解したりすることができないという心理的ストレスにも対処してきました。まるで暗いトンネルの中にいて、トンネルの長さが分からず、何回曲がるのか分からず、反対側から何かが私たちに向かってくるのかどうか、分からないようなものです。奇妙なことに、私たちが暗いトンネルについて分かっている唯一のことは、通常、最後に光が見えるということです。それこそ、まさに私たちが焦点を当てるべきことです。
これほど急速に変化している世界では、適応性がレジリエンスの鍵です。『EAハーバード流こころのマネジメント――予測不能の人生を思い通りに生きる方法』の著者である心理学者スーザン・デイビッド博士は、このような危機的状況下では、「Emotional Agility(感情の敏捷性)によって、私たちは人生の浮き沈みを乗り越えていくことが可能で、自己受容、明確なビジョン、そしてオープンマインドを持つことができる」と述べています。
また、「レジリエンスは、私たち自身の思考に気づいて、非建設的な思考を捨てて、迅速にバランスを取り直すスキルです」と、ラスムス・フーガード、ジャクリーン・カーター、モーゼス・モハンは共著記事「危機の渦中でレジリエンスを高める3つの戦略」に書いています。
ここでは、レジリエンスの実践を開始するための10のステップを示します。
今回の危機をきっかけに、さまざまな創意工夫が生まれています。個人あるいは企業が考え出した方法で、従業員はチームでつながって、士気を高め、生産性を高めています。バーチャルハッピーアワーからインタラクティブなワークショップ、料理グループ、瞑想やヨガクラス、eラーニングコースに至るまで多数あります。最大限に活用しましょう。
勇気を出して、ここで踏ん張りましょう。この危機はやがて過ぎ去り、私たちの残りの人生にとって貴重なレジリエンスを教えてくれるでしょう。
1
#業務プロセス改善#ICTシステム活用支援#イントラポータル
2
#サステナブル#SDGs
3
#業務プロセス改善#ICTシステム活用支援
4
#サステナブル#SDGs#グローバル
5
#サステナブル#SDGs#インナーブランディング#ビジョン浸透#メディア&コンテンツ