インターナルコミュニケーション

コミュニケーションスキル【シーン別】:ビジネスで重要な理由と社内研修のポイント

組織の仕事は一人では成り立たず、チームの協力にはコミュニケーションスキルが欠かせません。日本経団連の調査でも、新卒採用で企業が最も重視する資質は16年連続で「コミュニケーション能力」が第1位でした。また、弊社ソフィアの2024年調査では約8割の企業が社内コミュニケーションに課題を感じていることが明らかになっています。コミュニケーション不足は誤解によるミスや信頼低下など、さまざまな問題を招きかねません。本記事では、コミュニケーションスキルの定義や重要性、社内コミュニケーションにおけるメディア選択のポイント、社員のコミュニケーション能力を高める方法について解説します。

コミュニケーションスキルの定義

コミュニケーションスキルに明確な定義はありませんが、一般的には次のような能力を指す場合が多いでしょう。

対人的なやりとりにおいて円滑に意思疎通できる能力

仕事で必要な対人関係を円滑かつ良好に保つ能力

日常生活での対人関係を円滑かつ良好に保つ能力

組織においてビジネスパーソンが成果を出すために必要な能力

コミュニケーションはそれ自体が目的ではなく、常に何らかの目的を達成するために行われるものです。その目的とは相手の態度や行動に変化を促すことであり、言い換えれば相手に行動変容を促すためのコミュニケーション(Communicating for Action)が重要だとソフィアは考えています。

「他者へ行動変容を促すためのコミュケーション」とは、具体的にどのようなものでしょうか。ビジネスの場面に当てはめて考えると、「相手(上司、顧客、社員など)に対し、ある特定の状況や場(会議、面談、商談など)で、自分または相手が持っている欲求(不安解消、問題解決、関係構築、協力要請、合意形成など)の充足を目的に、コミュニケーション(意見交換、議論など)を行う」この一連の流れのことを指します。

コミュニケーションスキルがビジネスで重要な理由11選

「誤解によるミス」「暗黙の了解から生まれる不正」「パワハラ」など、コミュニケーションスキルの不足が原因で生じる組織の問題は枚挙に暇がありません。ここではビジネスパーソンにコミュニケーションスキルが必要とされる具体的な理由を11項目挙げて解説します(人事担当者ならおさえておきたい重要ポイントです)。

問題解決

日々の業務で発生する問題や、企業業績アップを阻む課題を解決するには、さまざまな関係者との調整や意思決定者の説得が必要です。効果的に問題について議論を展開し、複数の選択肢を検討した上で最適な意思決定を行うには、ディベートやディスカッションなど議論をスムーズに進めるコミュニケーションスキルが欠かせません。相手の意見を引き出しつつ自分の主張を論理的に伝える能力が高ければ、複雑な問題も建設的に解決へ導くことができます。

タスク管理

経営者はもちろん、チームリーダーなど管理職は部下にタスクを伝達し、ビジネス上の目標を達成させる責務があります。日々の業務目的や目標を組織内に浸透させ、確実なタスク管理を行うには、対象に応じて適切なコミュニケーション手段を選択し、情報を論理的に整理して共有するスキルが重要です。例えば、現場の社員には平易な言葉で目的を伝え、経営陣にはデータを用いて報告するといったように、相手によって伝え方を調整する高度なコミュニケーション能力がタスク管理の成果を左右します。

信頼関係の構築

あらゆるビジネスシーンで信頼関係の構築は最大の武器となります。
信頼関係を築くためにはコミュニケーションの「量」と「質」が重要です。

コミュニケーション不足は信頼の欠如につながるため、日頃から電話やメール、対面での打ち合わせなどで積極的に情報共有・意見交換することが欠かせません。その際には目的や手段に応じたコミュニケーションスキルが必要です。

特に相手を説得したり合意形成を図る場面では、論理的な話法やレトリックスキル(効果的な言葉遣いや説得の技術)がものを言います。高いコミュニケーションスキルを駆使して双方向の信頼を築ければ、ビジネスは大きく前進します。

ミスコミュニケーションの防止

「言ったつもり・伝えたつもり」のような勘違いや認識のズレを防ぐためにも、コミュニケーションスキルは重要です。主語を省かず、5W1Hを明確にするといった基本の徹底はもちろん、会話や文章で使う一つひとつの言葉の解釈が人によって異なり得るという前提を意識しておくことも大切です。
言葉の定義が一般的に正しいかよりも、コミュニケーションする相手同士でその言葉の意味が共有できているかを重視しましょう。
また、コミュニケーションに対して前向きな姿勢とプロ意識をリーダー自身が示すことで、部下も安心して意見を交わせるようになります。

リーダーが的確かつ円滑な意思疎通を率先して行えば、職場でのミスコミュニケーションは格段に減るでしょう。
さらに、昨今では正規雇用以外の多様な人材が増え、これまでのような強い同質性は薄れています。その意味でもミスコミュニケーションが多発しやすい土壌が前提にあり、意図のすれ違いを防ぐ高度なコミュニケーション能力が求められています。

対立の防止(コンフリクトマネジメント)

職場での対立や衝突を建設的な結果に変えていくには、戦略的なコンフリクトマネジメントが欠かせません。
ストレスフルな職場では社員が冷静かつ迅速に対立を解決するのは難しく、放置するとチームの生産性低下や離職にもつながりかねません。

対立の原因が感情的なものか利害の不一致か、あるいはその両方かを整理し、双方が納得できる落としどころを見つけるプロセスには、高度な対人コミュニケーションが必要です。
ネガティブな状況でこそ、リーダーには高いコミュニケーションスキルが求められます。冷静に相手の主張に耳を傾け、自分の考えを明確に伝えつつ妥協点を探るコミュニケーションができれば、対立も協調へと変えることができるでしょう。

キャリア開発

社員個人のキャリア形成においても、コミュニケーションスキルは大きな武器になります。
日本経団連の調査によると、企業が新卒採用で求める資質の第1位は2003年以降16年連続で「コミュニケーション能力」です。

それだけ企業はコミュニケーション力の高い人材を求めており、本人にとっても希望の会社に採用されたり組織内で望むポストに就く上で、高いコミュニケーションスキルは有利に働きます。
さらに組織側の視点では、従業員の対人コミュニケーション能力を継続的に向上させることが、その人のキャリア開発の推進力になります。グローバル化やバリューチェーンの複雑化が進む現在、社員にはさまざまなステークホルダーと協働しながら課題を解決し業務を遂行する力が求められます。専門知識を磨くことも重要ですが、コミュニケーションスキルのトレーニングは社員の活躍の場を広げ、長期的なキャリアアップを後押しする有効な投資と言えるでしょう。

マネジメント力・リーダーシップの発揮

管理職にはメンバーとの信頼関係構築やチームのモチベーション向上など、高度な対人コミュニケーション力が求められます。
経営者やリーダーのコミュニケーション力が低いと、「指示がわかりにくい」「部下の話に耳を貸さない」など現場の不満を招き、組織の混乱につながります。管理職が日々部下と接する中では、基本的なコミュニケーションスキルに加え、大人数の前で明確にメッセージを伝える能力や、複数のチームメンバーを動機づける力も必要です。
将来に向け優秀な管理職・リーダーを育成するには、彼らに高度なコミュニケーションスキルを身につけさせるトレーニングが不可欠でしょう。
組織はその重要性を認識し、管理職研修などで計画的にコミュニケーション教育を行うことが望まれます。

好ましい組織文化の醸成

企業のビジョン実現に資する好ましい組織文化は、生産性向上や成長促進につながります。
逆にビジョンに反する文化は業務非効率や変革への抵抗勢力を生み、成長の障壁となり得ます。経営層や管理職が高いコミュニケーションスキルを持てば、ビジョンや戦略に関するメッセージを効果的に発信でき、社員の理解・共感を促すことができます。

また社員一人ひとりのコミュニケーションスキルが高ければ、社内で建設的なフィードバックや活発な意見交換が行われ、相互理解が深まります。
それらのコミュニケーション活動がビジョンの浸透や上司部下間の信頼関係構築を促し、結果として業務効率の向上や環境変化への素早い適応を可能にします。

つまり企業内に望ましい組織文化を醸成するためにも、社員のコミュニケーション能力を継続的に高めていくことが重要なのです。

チェンジマネジメント

時代の変化に合わせて戦略的に組織を変革し、スムーズに成功へ導くチェンジマネジメントにも、コミュニケーションスキルが問われます。
組織に大きな変化をもたらすには、経営層が変化の意義や必要性について明確なメッセージを発信し、現場で社員がそのメッセージに納得・共感できるような対話が不可欠です。
変化は多くの場合、一時的に業務負荷やストレスを増大させるため、社員は本能的に抵抗感を抱きます。「変化にはデメリットを上回るメリットがある」「この変革は会社にも自分にもプラスだ」と社員が腹落ちできるように、丁寧で効果的なコミュニケーションが求められるのです。

このように、組織変革を成功させるためには双方向のコミュニケーションを通じて不安を解消し、社員の協力を得るスキルが重要となります。

危機管理

企業におけるリスク管理・危機対応でも、コミュニケーションスキルは重要な役割を果たします。
ルールや手順を一方的に押し付けるだけでは社員の危機意識は醸成されません。

なぜその対応が必要なのか、従わなければどうなるのか――こうした点を社員が本当の意味で理解し、自分事として捉えられるようにコミュニケーションすることが大切です。
経営陣や管理職と現場従業員の双方が高いコミュニケーションスキルを持ち、活発な情報共有が行われていれば、危機管理に関する情報浸透や現場からの報告、リスク対応策の検討などが円滑に進み、迅速かつ適切な意思決定が可能になります。
平時からの密なコミュニケーションが、いざというとき組織を守る力になるのです。

リモートワークの円滑化

近年、テレワークを導入する企業が増え、対面でのコミュニケーション機会が減少しました。
コロナ禍でリモートワークが広がり、社内コミュニケーションの問題が一層深刻化・多様化した可能性も指摘されています。
画面越しのやり取りでは要件のみになりがちで、仕事の合間のちょっとした雑談も生まれにくくなります。

そのためチームの良好な関係性を維持するには、管理職やリーダーをはじめ各メンバーのコミュニケーションスキルがこれまで以上に重要になっています。
例えば、離れた場所で働くメンバー同士でも気軽に声を掛け合いお互いの状況を把握できれば、チームワークの発揮と業務の円滑化につながります。

逆にコミュニケーションが不足すると、リモート下では孤独感や誤解が生じやすく、生産性やモチベーションの低下につながりかねません。日頃からオープンで透明性の高い対話が行われる組織文化を醸成するためにも、管理職が率先してメンバーに声をかけたり、メンバー間の交流を促す仕組み作りをしていく必要があります。

ここまでビジネスでコミュニケーションスキルが重要な11の理由を見てきました。では、実際に社内でどのようなコミュニケーション手段を選ぶべきでしょうか。次のセクションでメディア選択のポイントを整理します。

コミュニケーションにおけるメディア選択のポイント

従来の電話やFAX、メール、対面ミーティングに加え、近年はチャットツールやWeb会議ツール、ボイスメッセージなどコミュニケーションの手段(メディア)が多様化しています。グループウェアなど社内SNSを導入してコミュニケーション活性化と情報共有の促進、業務効率の向上を図る企業も増えてきました。特にさまざまな世代が混在する企業では、どのメディアを使うかの選択が社内コミュニケーション活性化の重要なポイントになります。メディアを選ぶ際には次の点に留意するとよいでしょう。

企業規模にマッチしているか(大規模組織向けのツールか、小規模でも使いやすいか)
伝える内容にマッチしているか(緊急・重要な連絡か、雑談・アイデア出しなど用途に合っているか)
社員属性にマッチしているか(若手が多いかシニアが多いか、ITリテラシーの水準はどうか)
メディアの操作は容易か(誰でも直感的に使えるUIか、マニュアルが必要な複雑さか)
業務以外の雑談ができるか(カジュアルなコミュニケーションも取れる仕組みか)
コミュニケーションが取りやすいか(双方向のやり取りがスムーズにできるか、リアルタイム性は十分か)
適切に情報共有を行えるか(履歴検索やファイル共有など情報蓄積・共有が可能か)

同世代ばかりの社員で構成された企業であれば、比較的コミュニケーションも取りやすく、各種ツールの操作スキル格差も小さいでしょう。しかし幅広い年代の社員がいる企業では、世代間の情報格差が生じないようメディア選定時に配慮が必要です。例えば、PC・スマホ操作に不慣れな人が多い職場でビジネスチャットを主要な連絡手段に据えてしまうと、社内コミュニケーションがかえって滞り、業務効率の低下や信頼関係の崩壊、従業員モチベーションの低下を招き、ひいては企業全体の活性化を妨げかねません。新たなメディアやツールを導入した際は、定期的に利用者の声を集めて不安・不満が溜まっていないか確認し、必要に応じて改善することも大切です。

また、電話やメールからチャット等デジタルツールへ移行するといったコミュニケーション手段の大きな変革を行う場合は、全社員が臆せず参加できるよう事前にマニュアル整備や研修による操作指導を行うことが欠かせません。自社のコミュニケーション活性度や業務効率の現状を見極めながら、デジタルツールを上手に活用しましょう。

なお、弊社の調査からはコミュニケーションツール導入企業の約8割が「TeamsやSlackなどチャット・Web会議機能を持つツールを導入している」と回答しており、多くの企業でデジタルツールの採用が進んでいることがわかります。一方で約2割(23.4%)の企業は未導入で、デジタルツール活用の仕組みが未整備の企業も一定数存在します。導入企業のうちツールを「十分活用している」割合は31.1%、「ある程度活用している」が45.0%で合計76.1%に達し、多くの企業でツール活用は進んでいますが、裏を返せば約1/4は「十分には活用できていない」状況です。ツールを導入した部署の想定通りに使いこなせていない可能性もあり、単に導入するだけでなく定着・浸透に向けた工夫が求められます。

実際、コミュニケーションツールを導入しても活用が進まない背景には、以下のような課題が指摘されています。

ツールの機能や使い方に関する教育が不足している ― 33.6%
既存のコミュニケーション手段を使う習慣が根強い ― 25.6%
新しいツールの導入に対する抵抗感や習慣の変化への不安 ― 24.0%
ツールの必要性が十分に認識されていない ― 21.8%
既存のツールとの使い分けが不明瞭 ― 22.5%

教育不足・従来の習慣・認識不足の三点が主な障壁であることがわかります。
新ツール導入時には、これらの課題を踏まえてユーザー教育を充実させたり、導入目的やメリットを明確に発信して社員の納得感を高めることが重要です。

実際の運用では、経営層や上司が率先して新しいツールを使いこなし推奨することや、業務フロー自体を見直してツール活用前提の仕組みに変えていくことも有効ですが、現状それらに積極的に取り組む企業は必ずしも多くありません。
したがって、単にツールを導入するだけでなく、組織文化やプロセスも含めた包括的な対応が求められます。

社員のコミュニケーション能力を高める方法

コミュニケーション能力の向上は一朝一夕にはいきませんが、計画的な施策と日々の積み重ねによって十分強化可能です。弊社の調査によれば、社内コミュニケーション促進のために半数以上の企業が「1on1の個人面談」(54%)や「研修・トレーニング」(51%)を実施しており、他にも「TeamsやSlack等のツール導入」(32%)が上位に挙げられました。一方、「特に何もしていない/わからない」という企業も15%あり、全社的な取り組みが浸透していないケースも見られます。まずは「対話」「教育」「ツール」の三本柱で多面的にコミュニケーション活性化を図る企業が多いことがわかります。

さらに各社では、ユニークな取り組みを通じて社員同士の交流促進や風通しの向上に努めています。例えば「カフェタイム」や「月1回の役員と自由に飲める場」を設けたり、「感謝を伝えるフェス」「社員懇親会」「家族参加イベント」などを開催して心理的な壁を取り払い、リラックスした対話を促す工夫をする企業もあります。業務プロセスそのものを工夫してコミュニケーションを活性化する例(ブレストの推奨や職場内改善活動の実施など)も見られ、多彩な施策で社内コミュニケーションの活発化を目指しています。

しかし、こうした施策を講じていても「コミュニケーションに問題がある」と感じている従業員層では、それらの効果を十分実感できていない傾向もあります。例えば問題意識が高い層では、「1on1面談」の実施企業のうち23.446.3%が「あまり効果的でない」と感じ、「研修・トレーニング」についても21.652.0%が効果を実感していないというデータがあります。コミュニケーション上の課題が深刻な組織ほど、既存の施策だけでは十分に解決につながっていない可能性が伺えます。このことからも、施策の導入だけで満足せず丁寧なフォローと改善の継続が必要であると言えるでしょう。

人事・研修担当者の立場から、社員のコミュニケーション能力を伸ばすために有効な施策をいくつか整理します。

1on1面談の推進

上司と部下が定期的に一対一で対話する場を設けることで、日頃埋もれがちな意見・悩みを引き出しやすくします。54%の企業が実践しており、対話の量と質を高める基本施策です。

コミュニケーション研修の実施

社員に傾聴力や伝達力、対人スキルを学ばせる研修・ワークショップを導入します。51%の企業が実施しており、ロールプレイやグループ討議を通じて実践的に学ぶ場を提供すると効果的です。

デジタルツールの導入とトレーニング

チャットや社内SNS、Web会議などのツールを活用して情報共有を円滑化します。導入企業は76.6%にのぼりますが、効果を出すには使い方の教育やガイドライン整備、管理職による積極的な活用推奨が欠かせません。

社員交流イベントの企画

部門を超えたコミュニケーションを促す懇親イベントや表彰制度、社内SNS上でのカジュアルな情報発信など、社員同士がリラックスして交流できる機会を設けます。心理的安全性を高め、縦横の壁を取り払うことで日常業務でも意見交換しやすい雰囲気作りにつながります。

経営層・管理職のリーダーシップ

経営トップや管理職自身が積極的にコミュニケーションを図り、模範を示すことが重要です。例えば経営層が定期的にビジョンや方針を発信し対話の場を設けたり、管理職が現場に足を運んで声かけやフィードバックを行うなど、組織全体で「話しやすい」「聴く姿勢がある」文化を醸成します。上司からの働きかけやサポートが感じられると、部下も安心して意見を言いやすくなり、結果として円滑なコミュニケーション習慣が根づくでしょう。

このように複数の角度からアプローチすることで、社員一人ひとりのコミュニケーションスキル向上と組織全体のコミュニケーション活性化が期待できます。特に経営層の明確な方針と支援の下、情報発信・トレーニングという王道アプローチを組み合わせることが効果的であると報告されています。現場が遠慮なく声を上げられる心理的安全性の確保と、努力や成果をきちんと認め合う風土づくりもあわせて行えば、社員のコミュニケーションへの意欲とスキルは着実に高まっていくでしょう。

まとめ

ビジネスにおいてコミュニケーションスキルは極めて重要な能力です。そして、コミュニケーションに使用する媒体(メディア)やツールによって求められるスキルや工夫も少しずつ異なり、どのメディアを選ぶかによって社内のコミュニケーションが促進されることもあれば、逆に滞ってしまうこともあります。そのため、自社の規模・文化・目的に適したコミュニケーション手段を慎重に検討し、導入後も社員が使いこなせるようフォローする必要があります。社員全体のコミュニケーションスキルを高めたい、新たなコミュニケーションツールの導入や定着に課題があるといった組織のコミュニケーションに関するお悩みがありましたら、私たちソフィアにお気軽にご相談ください

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よくある質問
  • コミュニケーションスキルにはどのような種類がありますか
  • コミュニケーションの形態には大きく分けて次の4種類があります。
    1つ目は口頭でのコミュニケーション(対面での会話や電話など話し言葉によるもの)、
    2つ目は非言語(ノンバーバル)コミュニケーション(表情・視線・身振り手振りなど言葉以外の要素)、
    3つ目は文章でのコミュニケーション(メールやチャット、文書など文字情報を介したもの)
    4つ目は視覚的なコミュニケーション(画像・動画・図表など視覚メディアを用いたもの)です。

    それぞれの場面で求められるスキルは異なりますが、共通して重要なのは自分の意図を正確に伝え、相手の意図を正確に汲み取る力です。

  • 社員のコミュニケーション能力を高めるにはどうすればいいですか
  • 社員のコミュニケーション能力向上には、研修の実施や1on1ミーティングの奨励など計画的な取り組みが効果的です。
    具体的には、コミュニケーションスキルに関する研修やワークショップでロールプレイを行ったり、上司と部下が定期的に対話する1on1面談を導入したりする方法があります。
    加えて、社内イベントの開催やデジタルツールの活用促進
    によって社員同士の交流機会を増やし、円滑に情報共有できる環境を整えることも有効です。
    ただし施策を導入するだけでなく、経営層や管理職が率先垂範してコミュニケーションを図る風土づくりや、社員が安心して意見を言える心理的安全性の確保にも力を入れることで、施策の効果がより高まるでしょう。

  • 採用時に応募者のコミュニケーションスキルを評価するにはどうすれば良いですか
  • 採用面接や選考の場でコミュニケーションスキルを見極めるには、面接時の受け答えやグループディスカッションなどでいくつかの観点をチェックします。

    例えば、質問に対して要点を押さえてわかりやすく回答できているか、質問の意図を正しく理解して的確に返答できているかといった「伝える力・理解力」は重要なポイントです。

    また、相手の話に耳を傾け適切に相槌を打つ・質問を返すなどの傾聴姿勢や双方向のやりとりができているかも評価材料になります。

    さらに話している内容だけでなく、表情や視線、身振りなどの非言語コミュニケーションから相手に好印象を与えられているかも観察すると良いでしょう。総合的に判断して、社内外の関係者と円滑に意思疎通できそうかを見極めます。

  • 部下や社員のコミュニケーションスキルが低いと感じた場合、どのような対策をすべきですか
  • まずは上司や人事担当者がフィードバック面談などを通じて本人に気づきを与え、必要に応じてコミュニケーション研修やメンター制度などの支援策に繋げます。

    一方的に欠点を指摘するのではなく、良い点も認めながら具体的な改善点を示すことが大切です。
    上司自身がロールモデルとなり、日頃から明確な指示や傾聴の姿勢を示すことで、部下はコミュニケーションの取り方を学びやすくなります。

    さらに、周囲のサポートを得られるようチーム編成を見直したり配置転換を検討するのも一案です。

    例えばコミュニケーション力の高い先輩社員とペアを組ませることで日常業務の中で学習機会を与えるなど、職場全体でフォローする体制を作りましょう。
    社員一人ひとりのコミュニケーション能力向上には時間がかかりますが、根気強く支援し、成長を促していくことが重要です。

株式会社ソフィア

先生

ソフィアさん

人と組織にかかわる「問題」「要因」「課題」「解決策」「バズワード」「経営テーマ」など多岐にわたる「事象」をインターナルコミュニケーションの視点から解釈し伝えてます。