リーダーとは何か?意味や定義、課題や状況により求めらるリーダーについて解説!

「リーダー」という言葉は、小学生や中学生の頃から使われているような馴染み深い言葉です。だからこそ、ビジネスにおいてどのような意味を持つのかを改めて考える機会を持たなかった人も多いのではないでしょうか。

この記事では、そもそもリーダーとは何か、ビジネスにおいてなぜ重要なのか、どのような振る舞いが期待されているのかなどを整理していきます。リーダーを管理・育成する立場にある人や、改めてリーダーの意味を考えている方は是非ご覧ください。

リーダーとは

はじめに、そもそもリーダーとはどのような意味を持つ言葉なのか、どのような役割が課せられる存在なのかを確認します。一旦ビジネスという概念を取り払い、シンプルな言葉の意味からアプローチしていきましょう。また、リーダーという立場に対して一般的に抱かれる期待感とはどのようなものなのかを確認します。

リーダーの意味

リーダーとは一般的に、「人々を率いる存在」を指します。言葉の通り、何らかの組織やグループにおける指導者を指す言葉です。この言葉から派生してリーダーシップという言葉が存在します。これはリーダーとして組織やグループを率いる力のことを指しています。
Greenberg & Baron,2000の論文から引用するとリーダーシップとは、「組織の人間が組織目標を達成するように方向づけたり動機づけたりする影響力あるいは影響プロセス」です

また、ピーター・ドラッカーによると、「唯一のリーダーの定義は、フォロワーがいる人物である」とあります。ダグラス・マクレガーの弟子で、X理論Y理論で有名なウォーレン・ベニスは「リーダーシップとは、ビジョンを現実に変える能力である」という名言を残し、「マネージャーは物事を正しく行う。一方、リーダーは正しいことをするのです」と、その違いを強調しています。

つまり、リーダーは、「人々や組織をあるべき状態へ率いる存在」となり、リーダーシップは、「人々や組織をあるべき状態へ現実する一連の行為や影響」と言えます。

とは言え、リーダーについて果たして本当にそうなのか疑問が残る方もいるでしょう。そこで、もう少し具体的に役割やビジネスにおける詳細を見ていきましょう。

リーダーの役割

リーダーの役割は、掲げた目標を達成するために、チームメンバーを正しい方向へと導くことです。前提としてチームメンバーのモチベーションを高めながら、進むべき方向性を示していきます。そのため、まずは向かうべき方向がどこなのかを鋭く嗅ぎ分けて理解する力、そしてそれを全員に示す力、さらにはメンバーを巻き込みながら実現まで持っていく力といった、複合的な力が求められるのがリーダーという立場だと言えます

例えば、PM理論(P-M Theory)は、日本の社会心理学者である三隅二不二氏(みすみ じゅうじ)によって1966年に提唱されたリーダーシップの行動理論です。PM理論は、リーダーシップの行動を目標達成機能と集団維持機能という2つの観点から分析します。

目標達成機能は、リーダーが集団や組織の目標を明確に定め、それを達成するために行動する能力やスキルを指します。集団維持機能は、リーダーが集団内の結束やモチベーションの維持・向上に関わる行動や態度を指します。

つまり、リーダーはチームを動かすだけでなく、そのうえでチームとしてのパフォーマンスをいかに上げられるのかも考えなければなりません。どうしたらパフォーマンスを上げられるのか考え、個々とコミュニケーションをとりながら最適な方法でチームを牽引しなければならないのです。

コミュニケーションにおけるリーダーの役割について詳しく知りたい方は、以下の記事も参照ください。

ビジネスにおけるリーダーの重要性

ビジネスにおいては、リーダーはどのような存在なのでしょうか。欧米企業のように、優秀なリーダーの存在が、組織の状況を大きく変え、経済の行く末まで変えてしまうケースがよくあります。では、昨今のビジネスにおいてリーダーが重要であるのはなぜなのでしょうか。そして昨今のビジネスにおいて、リーダーは特にどのような力を期待されているのでしょうか。

ビジネスにおけるリーダーが重要となる背景

昨今のビジネスでは脱工業化が進み、「人」が事業に与える影響がますます大きなウェイトを占めるようになってきています。特に経営において人が持つ影響力は大きいものです。

複雑な業務やビジネスプロセス、多様な意見、変動する状況に直面したリーダーは、次のような困難に直面しています。

  • 判断の困難さ
  • 変動する状況
  • リスクの存在
  • 求心力の喪失の恐怖
  • 問題と解決の正しさ

このような前提のうえに立つと、リーダーに期待される能力は加速度的に難化しているとも言えます。というのも、そもそも占めるウェイトが上がっているなかで、社会が先の見通せない複雑なものへと変化し、価値観や文化も多様化しているからです。一体何が組織にとって必要なのか、とるべきアクションは何かを判断することが難しくなっている中で、リーダーは重くのしかかる決定権を握っているのです

テクノロジーの進化が目まぐるしいここ数年、チームがグローバル化し、さまざまな背景を持ったメンバーと一緒に組織運営を行っていく必要があります。リーダーは、上記の難しさに加え、異文化間のコミュニケーションをうまく調整しなければなりません。さらにここに追い打ちをかけているのが、働き方改革です。働き方改革によって従業員は自律的に業務を行う必要が出てきました。リーダーは、かつてなく柔軟に、従業員の声をとりいれながらマネジメントをしなくてはなりません。

昨今のリーダーには、複雑な状況を読む力や、チームを先導する際のバランス感覚が必要です。だからこそ、リーダーの能力が組織において重要なものになっています。

現代ビジネスにおいてリーダーは何を求められているか

現代のビジネスにおいて、リーダーに求められる重要な能力のひとつは、イノベーションを促す力です。昨今では特にデータドリブンによる意思決定が重視されているので、まずはリーダーが積極的に分析を重ねながら、課題と期待を強く打ち出し、新しいビジネスモデルを描いていく必要があります。

現在、経営者や上層部は意思決定や承認に時間を割く余裕がなくなり、その結果、権限が現場に移譲されています。これにより、BU(ビジネスユニット)では独自の判断と責任を持って実行する必要があります。チーム数が増え、それに伴いリーダーの数も増えています。小集団が主体となり、小集団のリーダーが重要な役割を果たすことになっています。

同時にこの時代のリーダーには、多様性を取り入れる能力も求められています。特にグローバルな案件を扱っている場合は、多言語や異文化への正しい理解と、それらを取り入れていく積極的な姿勢が必要です。多言語や異文化まではいかない場合でも、異なるバックグラウンドを持った人を扱う能力は不可欠です。実際に日本的な会社でも昨今は複数のプロフェッショナルが集まって、フラットに課題を解決していくというケースが多いでしょう。異なる立場や異なるバックグラウンドを持ったメンバーが集まる状況のなかで、いかに民主的なリーダーシップをとれるのかが、リーダーの資質に大きく関わります。

すべての問題をリーダーは解決できない

現代のビジネス環境はますます多様化しており、さまざまな課題や問題に直面しています。企業は国際化し、異なる文化や考え方が交差するようになり、組織内のチームメンバーの専門性や個性も多様化しています。そのため、それに対応できるリーダーシップの重要性がますます高まっています。

リーダーには、経験や知識、スキルだけでなく、優れたコミュニケーション能力や人間関係構築能力、そして多様な考え方を受け入れる能力も求められます。多様な専門性や個性を活用し、状況や課題に応じてリーダーとメンバーの役割を柔軟に変え、適応することが重要です。

しかしながら、すべてのリーダーが主導して解決することはほぼ不可能であり、部下がリーダーに責任を転嫁したり、依存的にサポートを待ったりするだけでは良い結果は得られません。メンバーの一人ひとりが自律しリーダーがすべてを解決することを期待する考え方は捨てるべきです。

状況により必要なリーダーは異なる

上記で整理したリーダー像は、広く言える汎用性の高いリーダーイメージです。ここで注意しておきたいのは、リーダーに求められる力や影響力は、会社や部署のそれぞれの課題状況によって大きく変化するということです。ここまで、リーダーの広義的な意味合いを捉えながら、現在のビジネス環境において、リーダーの必要性と役割を説明してきました。 ここから更に、詳細に分けて説明していきます。

複雑な問題解決や想定外の事象に直面した場合

複雑な問題解決や予期しない出来事に直面した場合において、リーダーはチームメンバーの専門知識や経験を活用し、複数の要素からなる問題を正確に把握するために、情報や意見を集めなければなりません。複雑な問題に直面すると、メンバーは不安や驚きを感じることがあります。リーダーはメンバーの感情を理解し、必要なサポートや情報提供を行うことで安心感を与えます。

また、多様性を尊重し、フラットな関与を促すことも重要です。リーダーシップは独断的な判断ではなく、多様性を尊重し、メンバーが積極的に関与できる環境を作り出すことが求められます。民主的な意思決定や柔軟な対応が必要です。

上記のポイントを踏まえることで、リーダーは複雑な問題や予期せぬ出来事に効果的に対応し、チームのパフォーマンスを向上させることができます。

変革期や不確実な未来へ推進する場合

リーダーは、強いビジョンを持ち、将来の方向性を明確に示す必要があります。ビジョンを実現するためには、具体的な戦略や計画を策定し、チームや組織に伝える役割を果たさなければなりません

また、リーダーはチームやメンバーを引っ張る存在となります。変革や解決に向けて積極的に取り組むようにメンバーを鼓舞し、サポートする必要があります。リーダー自身が率先して行動し、正しい方向を示すことで、チームの信頼を得ることができます。

不確実性への対応もリーダーの重要な役割です。リーダーは不確実な状況においても冷静さを保ち、迅速な意思決定を行う必要があります。また、変化への柔軟性を示し、新たな情報や意見を受け入れる姿勢が求められます。リーダーはチームや組織全体のリソースを最適化し、適切な変革の実施を促進します。

コミュニケーションと情報共有もリーダーに求められる重要な要素です。リーダーはチームや関係者との積極的なコミュニケーションを図り、情報を共有し合うことが重要です。メンバーの意見や懸念を聴き、適切なフィードバックやガイダンスを提供することで、チーム全体が一体となって変革に取り組むことができます。

特に問題がなく安定と成長へとつなげる場合

平常時においては、堅実なリーダー像が重要です。リーダーは安定を保ち、組織やチームの調和を促進する役割を果たします。コミュニケーションや雑談を通じてメンバーとの関係を築き、細かなストロークやフィードバックを提供することで、メンバーのモチベーションを維持し、形骸化やモラルダウンを防がなければなりません

また、効率や仕組化の導入は重要ですが、同時に人間味や創造性を失わないように気を配る必要があります。ルーティン化し過ぎると思考が停止し、活力が失われる恐れがあります。リーダーは効率化を図りつつも、メンバーの個性や意見を尊重し、柔軟な対応を心がけましょう。

さらに、 平常時においてもメンバーのモチベーション維持が重要です。リーダーは細かなナレッジやコミュニケーションを通じてメンバーの状況を把握し、適切なサポートや動機付けを行います。

平常時においては、管理項目の創造よりも細かなコミュニケーションや関わりが重要です。リーダーはメンバーとの信頼関係を築き、日常業務の運営においても継続的なコミュニケーションを行うことで、組織内の情報共有や円滑な連携を実現しましょう。

リーダーは状況や課題や人々の要求から生まれる

課題のフェーズごとに、リーダーがとるべき振る舞いが変化することがイメージできたと思います。上記を踏まえて言えるのは、組織に求められるリーダー像は、組織の状況次第で大きく左右されるということです。では、リーダーは自らのあるべきかたちをどのように規定していけばいいのでしょうか。組織にどのような課題があるか、現状にはどのような問題があるかなど、リーダーが参考にすべき着眼点を考えていきましょう。

課題や生産性などビジネス面からの要求

何らかの課題が明確にある組織や、生産性を向上させたいという狙いがある組織では、掲げたビジョンや理念を実現するために、身近な目標を立てて戦略を描いていけるようなリーダーが必要です。リーダーシップを発揮するリーダーは、組織を成長させ発展させていく求心力を高めます。

つまり、リーダーシップにおいては、課題や問題を解決できる能力も必要です。課題や問題に直面した際に、解決策を見出し、適切なアクションを起こせる人物がリーダーとして認められるのです。そのため、リーダーとしての存在感や実績、洞察力や判断力、そしてチームを鼓舞し前向きな方向へ導く力が求められます。 ビジネスにおける正義は、ひとつの企業のなかにもさまざまにあります。法令や倫理規範を遵守すること、社会的な問題に配慮すること、企業の持続可能性を追求することなどがあります。また、「人」に目を向ければ、社員や顧客、サプライヤーなどのステークホルダーを権利面で守ること、それぞれの利益を尊重することなども挙げられるでしょう。さらに手前の前提に立てば、公正で道義的なビジネスを行うことも大事な正義です。リーダーは、このような多角的な価値観を正確に捉えながら、そのときどきでふさわしいかたちに自分を変化させることで、従業員や社会に貢献することができます。

所属している人々からの要求

組織の内部に向けてのリーダーのあるべき姿を考えると、また違ったリーダー像が浮かび上がります。集団の維持が重要であり、それはリーダーの人間的側面から生まれます。

まずリーダーは、チームメンバーのモチベーションを向上させる存在であることが期待されます。そのために、メンバーの働きに対して具体的なフィードバックをしたり、評価制度で鼓舞したり、個々に合った成長機会を提供したりといった適切なアクションをとる必要があります。

そして、コミュニケーション力もリーダーには欠かせません。リーダーは、メンバーと適切な距離でコミュニケーションを取ることが求められます。また何か要望があれば丁寧に対応したり、メンバーが求めている情報を共有したりすることも必要です。さらに、課題解決に向けて、メンバーの行動を見守ったり、意見や提案に耳を傾けたりしてサポートする姿勢がリーダーには重要なのです。

組織の中でリーダーはカメレオン化せざるを得ない

こうしてみていると、リーダーに求められるものは固定されておらず、かなり流動的であることがわかります。そのため、リーダーは必要とされていることを、役割として演じる存在だと言ってもいいでしょう。組織が置かれている現状や、組織の文化・価値観を読みながら、求められている内容に合わせた行動をとることが大切です。つまり周囲のニーズに合わせて自分自身を変えられることも、リーダーの大切な素質なのです。

リーダーの振る舞いは、組織のメンバーの行動に大いに影響を与えます。メンバーにとっての理想のリーダー像を演じることで求心力を高め、チームを動かしていきましょう。ときには効率的な問題解決のために、リーダー自身の専門分野や役割を超えて対応する必要も出てくるでしょう。カメレオン化してうまく対応することがチームにプラスの影響を及ぼします。

しかし、役割を超える立ち回りには当然限度はあります。では、一体どうすれば組織の中で上手く活躍できるリーダーとなれるのでしょうか?業務は複雑であり、課題も多様です。同様に、人々も多様です。問題というのは、これらの要素が掛け合わさった結果生じるものです。リーダーであるからと言って、全ての問題を解決できるわけではありません。

リーダーは自らが力を発揮できる課題とケースを探すことが重要

理想的なリーダーになるには、自分の強みを自分で把握していることが大切です。では、具体的にどのようなアクションをとれば、リーダーとしてふさわしい存在になれるでしょうか。リーダーは集団に複数存在し、課題や役割、さらにはメンバー間の相性など、常に異なる要素が存在します。

以下では、強みを発揮できるリーダーになるための情報をまとめます。

自分自身の専門性やスタイルを探す

理想的なリーダーを目指すのならば、まずは自分自身の専門性や個性を探し、スタイルを確立することです。個性を正確に把握するためには過去の経験や行動から紐解くのもいいですが、他者からフィードバックをもらったり、リーダーシップ診断を受けてみたりしてより客観的な分析を加えることも大切です。自分のスタイルを見出して型を身につけると、リーダー自身も振る舞いやすくなる上に、リーダーの周囲にいる人も安心してついていけるようになるでしょう。

自分自身の力を発揮するできるケースや場所を探す

自分のスタイルが見えてきたら、自分がリーダーなら特にどのような条件の場所で活躍できるのかを探すのがおすすめです。独善的な振る舞いが必要な場面なのか、細かいことを要求される場面なのか、調和が要求される場面なのかなど、いくつかのパターンに切り分けて自分に合う場所を考えていきましょう。自分の特性を知る手がかりにもなりますし、なにより自分がどの場面でリーダーシップを発揮するのが理想的なのかが、自分で把握できるようになります。

課題や状況により全員がリーダーになれるという前提

リーダーの理想像が課題や状況次第で変わるのなら、場面に応じて必要な人がリーダーになればいいと考えることもできます。特定のリーダーを据えることが必ずしも組織を成功に導くとは限りません。職場やチームであれば、互いの個性を把握し、互いの強みを可視化することで、最適なリーダーを導き出すこともできるでしょう。ニーズと噛み合えば、誰でもリーダーになれる可能性があるということです。

リーダーシップの発揮=コミュニケーション

リーダーシップにおいて、個人の考え方や価値観、人間性などが重要な要素になるのは当然のことでしょう。しかし、リーダーは個人で存在するわけではありません。周囲があってはじめてリーダーは存在します。聖人君子のような人物であっても、周囲を巻き込んでチームを作っていかなければ、リーダーにはなれないと言えます。

この観点から考えると、リーダーがリーダーシップを発揮する方法は、周囲との関わり、つまりコミュニケーションであると定義できます。どう対話を重ねてどのような意思決定をするか、議論やスピーチをいかに進めるかが、リーダーシップの発揮において重要な問題になるのです。

リーダーが活躍するためにはコミュニケーションスキルが重要

リーダーがリーダーシップを発揮するにはコミュニケーションスキルが重要です。以下では、コミュニケーションスキルを高めるために知っておきたい、具体的な手法を紹介します。どれも基本的な方法ではありますが、コミュニケーションのなかで意識できるかどうかで大きな違いが生じるので、改めて確認してみましょう。

ロジカルシンキング

ロジカルシンキングとは、物事を筋道立てて整理する思考能力と、矛盾なく説明するコミュニケーション能力のことです。受信者は伝えられたものを正しく理解して、発信者は論理的に組み立てた情報を伝えます。ロジカルシンキングを取り入れると、問題の因果関係が明らかになり、複雑な問題を理解・共有・解決できる状態になります。コミュニケーションの質が高まり、より正確な結論へと落とし込むことができそうです。

クリティカルシンキング

クリティカルシンキングとは、批判的思考力を意味します。物事を批判的に捉えることによって、本質や前提を疑い、より正しい結論に辿り着こうとする考え方です。前提条件を疑いながら検証を繰り返すので、自分本位の考え方がなくなっていくのが特徴です。客観的に正しい事実を材料にしていくので、常識などにとらわれない白熱した議論が発展していきます。

ラテラルシンキング

ラテラルシンキングは、固定観念に縛られずに物事を多角的に捉える考え方です。日本語では「水平思考」と訳されています。誰も考えたことがないようなイノベーティブなアイデアを生み出す際こそ、ラテラルシンキングの考え方は有効な手段となります。これまでの常識やルールに流されず多角的な視点で物事を捉えることで、コミュニケーションにおいて革新的なアイデアを生み出すことが期待できます。

ストーリーテリング

ストーリーテリングとは、語り手が伝えたい内容を補強するためにストーリーを語るという手法です。ストーリーを取り入れることで相手により深く主張を印象付けて、理解を促します。伝えたいことをロジカルに伝えるだけでなく、感情面に訴えかけることで、プレゼンテーションや提案の成功につなげやすいのが特徴です。実際にストーリーテリングは、企業や商品のブランディング、営業、マーケティングなどに対してよく利用されています。コミュニケーションにおいて、より共感を得やすくなり、相手を行動へと掻き立てられるようになります。

レトリック

レトリックは、コミュニケーションの場において情報を発信する側が、受信側を説得したり、納得させたりするための、手法やテクニックです。レトリックは日本語で「修辞法」と訳されます。プレゼンや日々の報告などの際にレトリックを意識することで、発信側の説得力を強化し、コミュニケーションの効果を高めることができます。

傾聴

傾聴は、単に相手の話を聞くのではなく、相手の立場に立って共感しながら、相手の話に積極的に耳を傾けることを意味します。話し手に、自分の存在をありのままに受け止めてもらえたという感覚になってもらえるので、安心感を与え、聞き手に対する信頼感を醸成します。相互関係を築くことができるので、コミュニケーションが円滑に進みます。

対話

対話は、何かしらのテーマに基づいて、それぞれの意見を述べ合う行為です。明確な目的やゴールがある点で、会話とは異なります。自分の行動や発言の根源にある感情や考え方、価値観などについて掘り下げて語ります。考えや現状を客観的に捉え言語化していくなかで、普段の生活ではあまり意識することのないものを互いに意識できて、実りあるコミュニケーションが可能になるでしょう。

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まとめ

昨今のリーダーには、複雑な状況を読む力や、チームを先導する際のバランス感覚が必要だとされ、リーダーの能力の重要性はますます高まっています。ただし組織に求められるリーダー像は、組織の状況次第で大きく左右されます。理想的なリーダーになるには、置かれている状況、そして自分の強みを、正しく把握していることが大切です。

リーダーは個人単体ではリーダーにはなれません。リーダーシップを発揮する相手がいるからこそリーダーになれます。周囲と関わりコミュニケーションスキルを発揮しながら、リーダーとしての立場を遂行していくのです。コミュニケーションが重要なものであるからこそ、リーダーを目指すのならば、ロジカルシンキング、クリティカルシンキングなどの手法を積極的に取り入れていきましょう。

株式会社ソフィア

先生

ソフィアさん

人と組織にかかわる「問題」「要因」「課題」「解決策」「バズワード」「経営テーマ」など多岐にわたる「事象」をインターナルコミュニケーションの視点から解釈し伝えてます。

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